「マイナスのスパイラルを断ち切ること」があがり症の治療につながるということを考えましょう。
マイナスのスパイラル=あがり症のステップ、悪循環の要素から考えてみます。
何かのイベントの直前、まず緊張します。
しかし時間は30分、20分…と刻々と近づいてきます。
そしてあれこれと考えてしまううちに動悸が早くなり、それによってさらに緊張感が高まってしまい、人によっては発汗が多くなったりします。
そしてそのままイベントへ突入してしまうわけですが平静心をすでに失っていて声が震えたりと症状が拡大してくる、そういう悪循環ではないでしょうか?。
緊張時の目印は「ドキドキする」こと、即ち動悸が通常よりも早くなることがスタートと考えると、治療法そしてはその問題のスタート地点で悪循環をストップできればあとの心配は必要なくなるという事です。
では多くのあがり症の発端である「心臓がドキドキして動悸が早くなる」のを抑えるにはどうすればいいのでしょうか。
手軽ですぐに実行できるの治療法としては薬物による動悸の抑制です。
要は心臓の動悸が早くならなければ良いわけですから心臓の動悸を抑える薬を飲むことによって動悸は抑えられます。
これには心臓の動悸を抑える効果があるβブロッカー(β遮断薬とも言われる)という種類の薬が有効です。
また薬物に頼りたくないという方向けに個人で実践できる治療法は「あがり症の自分に対する姿勢」とも言えるものですが、あがり症そのものを考えず、そのまま行動してみる、同様の場数を踏んで自分自身を馴らしてしまうという方法があります。
あがり症の自分を客観的に見つめることによってその原因を模索してみたり、悩むのではなく向き合う姿勢がこころのひずみを発見するきっかけとなり快方へと向かう手がかりとなります。
薬物治療とは対極の治療法として専門医による心理行動療法、専門医のカウンセリング、専門プログラムによる治療法もあります。
薬の服用と心理行動療法を併用する治療法も有効です。
こころの中からの治療と、薬物治療、それらの併用と3通りの選択肢があるということを覚えておいてください。
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